アラサーデザイナーとこ 細く長く生きる

仕事、旅行、資産運用、妊活... 色んな備忘録。

給料ダウンを交渉しようと思う①

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

 

 

最近、給料ダウンを交渉しようかなぁと考えています。

半年前に給料アップしたんですけど、元に戻してもらおうかなぁと。

 

 

 

理由①

給料が上がればノルマも上がる。

 

半年前、前期の私の売上を見て「これくらい稼げたし、これくらいの見込み案件があるから、給料をこれくらいアップしよう!」という事でアップしてもらったのですが、当然ノルマも増えました。

 

達成出来るノルマなのだけど、一年換算すると結構な金額になり、気が重い...

週3日稼働で達成出来るくらいのノルマにしたい。

 

 

 

理由②

他の分野の仕事を勉強したい。

 

現状、紙物デザインの仕事が多いのですが、何年も前から紙需要は減っています。

やっぱりWEBや、動画も増えていますね。

このままでは、仕事の取り合いになる...

 

なので、まずはWEBの仕事を増やしていきたいと考えています。

今まで、トップページのみや、バナーのみの制作はしていましたが、全然スキルが足りない。

この勉強・応用をしてスキルを上げていきたいので、その時間が欲しい。

 

あと、編集・ディレクションスキルも養っていきたい...!

 

 

 

理由③

妊活に時間がかかりそう。

 

妊娠に向けクリニックに通っていて、現在は多い時で週に2回通院しています。

ですが、兆しが見えないので、早めにステップアップした方がいいかなぁ...と。

 

すると、今より通院回数が増えるのは必須。

今すぐの話ではありませんが、その時に向けて、稼働時間が減ります宣言をしておいた方がいいのかなと考えています。

 

 

 

理由④

給料ではなく、個人請求の仕事の方が割りがいい。

 

①〜③が、給料ダウンしたい理由の主なのですが、この④も少し気になるところ。

 

会社から貰う給料は、私が会社に納めた売上の中からキャッシュバックされるものです。

同じ仕事をした場合、会社→キャッシュバックよりも、個人で請求した方が当然割りがよい。

会社に入れている仕事も、ほとんど自分で持ってきたものなので、そのまま個人請求した方が実入りがよいですね。

 

「じゃあフリーでやった方がいいじゃん」と、そうなのですが、私が会社に属している理由は、

●社会的保障が欲しい

●自分だけで稼げなくなった場合、ある程度仕事を貰えるはず

●一人だと挑戦できない仕事をやらせてもらえる

というところにあります。

 

今、会社にお金を入れているのは

「未来の自分の為になるよう、会社へ投資している」

という感覚です。

 

なので「割りが悪くなるから会社を辞めるぜ!」という考えはありませんが、投資の金額が多すぎてはいけないなと。

 

会社からの給料5:個人の売上5 位にしたいなと。

今は、6.5:3.5位です。

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**********

 

 

 

そんな理由から、給料ダウンを交渉してみようかなと。

 

会社からすると、沢山働いてくれた方がいいだろうなと思うのですが。

 

私の信念として、

●会社は一生面倒見てくれないので、依存し過ぎない

●明日会社がなくなっても困らない稼ぎ方をする(中小では特に)

●会社の為に働かない。自分の人生の為に働く

という思いがあるので、それに向けて、時々調整は必要だと思います。

 

 

お仕事いただけそうな見込みはあるので、給料交渉後、営業しなければ。

 

会社外の仕事って、新しいチーム・経験のない案件に出会える事があるので、楽しいんですよね。

 

やっぱり「会社の仕事しかしない」より、「会社以外でも仕事をする」方が、成長に繋がる気がします。

その成長は、会社にとってもいい事だと思う。

 

 

 

もう少し考えて、一応夫にも相談(報告?)し、「やっぱ給料ダウンだな!」と結論づいたら交渉に入ります。

12月はボーナスの為の面談があるし、ちょうどいいかも。

 

 

 

自分の人生、悩まずしっかり考えるぞー!

 

 

 

センスは知識からはじまる(水野 学さん)

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

 

 

今日は、先輩デザイナーにくっついて、単発ドラマのポスタービジュアルの打ち合わせに行って来ました。

 

監督、映像ディレクター、カメラマン、グラフィックデザイナーと、「作るぜチーム」での打ち合わせ。

 

 

監督の目線、

映像ディレクターの目線、

カメラマンの、グラフィックデザイナーの目線、

同じコンセプトに向かっていても、切り取る箇所が皆違う。

 

特に監督の意見が面白かった。

ポスター制作なので「画作り!」と、目に見えるデザインに注力してしまっていたけれど、演者さんの存在をもっと出さないと。演技を映さないと。グラフィックでゴテゴテ演出するんじゃなくて。

画面ばっかりで、役者がおざなりになっていた。

 

 

デザイン会社を辞めてから代理店仕事が多かったので、こういう空気はとても久しぶりで緊張。

結果、全く意見出せず......

 

日頃の怠けを痛感しました......

 

 

 

 

 

その後、別の方と他案件のお話をし、

「デザインとアートは違う」

「全てのデザインには意味がある」

というお話をし。

 

 

 

「センスは知識から!」

 

デザイン会社時代の先輩の口癖でした。

アートディレクター、水野学さんの言葉ですね。

www.amazon.co.jp

 

 

Amazonでこの本を検索したらば、

『お客様は、2014/5/2にこの商品を注文しました。』

と。

 

うーーーーーん

2014年から成長してないのかな......??

 

 

 

 

 

なんだか、文字にすると当然のことばかりで、自分に驚く...

もっと考えないと。

 

「私が出来るのはこの程度」

「これくらいやっていれば食べていける」

「有名企業でスターデザイナーになったわけじゃないし」

自分で自分をそんな風に思っているんだなぁと感じました。

 

それは事実なのだけど、目指さないとどこにも辿り着けない。

ただでさえ登れていないのに、上を見ないと、降下する一方ですね。

 

 

 

調整したラフを提出することになったので、再度力を入れて!頭を使って!

せっかく面白い機会をいただいたのだから!

日々精進!

 

 

会社員を辞めて、フリーランスになり、『半』会社員になりました④

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

 

 

上手くいっていたフリーランス生活ですが、

「このままじゃ食っていけなくなる...」

と気付き、周りの人たちに相談してみました。

 

 

この業界独立されている方が多く、私の周りにも「独立一人制作マン」が結構いました。

 

「パートみたいな感じでウチにおいでよ!」

「一緒に場所借りてやろうよ!」

「知り合いの会社が社員募集してるよ!」

と言ってくれる人がいたのですが、ちょっと違う...

もっと自由、かつ守ってもらえる場所はないものか...

 

と我儘に考えている時、キレて辞めた代理店から独立した営業マンに

「じゃあウチ来る?」

と声を掛けてもらいました。

 

 

 

 

もともと、代理店時代も仲良くやっていて、フリーになってからも度々お仕事を貰っていた営業さん。

私と同じ位の時期に退職し、株式会社を作っていました。

 

 

彼の思惑

●今後人を増やしていきたい。でも全く知らない人を雇うのは不安。

●人数が少ない内は、ある程度自分で稼げる人材が欲しい。

とのこと。

 

私の思惑として、

●今までみたいに『定額使い放題』は嫌だ。数字を可視化して欲しい。

●上記のことから、時間で雇われたくない。旅行にも行きたいし労働時間は自分で管理する。

●会社が一生面倒見てくれると考えていないので、会社外の仕事もしたい。

●産休育休が欲しい為就職しようとしている。入社したら雇用保険との兼ね合いの最短で出産を考えているけどいいか。

と伝えたところ、

 

「いいよ!僕は制作者が長く働ける会社を作りたいと思っている。君に合う働き方をすればいい。

 会社にノルマのお金を入れさえすれば、どこにいてどんな仕事をしていてもいい。

 産休育休も取ればいい。育休手当は国から出るから会社に負担はない」

 

とのことで、「需要と供給の一致!」と、入社を決めました。

 

 

 

 

入社を決めた理由として「自由に出来る」というところと、

彼が「営業出身でお金の管理・見通しを立てることに長けている社長」というところが大きかったです。

 

これまで勤めた制作会社の社長が、全員制作畑出身だったのですが、皆さんお金に疎かった。

完全に偏見ですが、「飛び抜けた制作者」が「良き経営者」にスライドするのは中々難しいのでは、と思っています。

 

 

制作会社あるあるで、「めっちゃ出来るデザイナー」が独立し

●忙しくなり人を雇いたい

●売上が上がり法人化するメリットが出てきた

●大きい企業のクライアントと仕事する為に会社にする必要がある

●第一線で制作するのが厳しくなってきた。若い人を育てて経営側にまわろう

ということで小さな制作会社を経営しているのを、よく見かけます。

 

この場合、「必要に迫られて経営者になっている」事が多い。

「こんな会社を作りたい!」と思いを持ち経営者になる人は、少ないと感じます。

 

あと、デキる制作者って、良くも悪くもちょっと変わったところがある。

変わってる部分が、制作の時は上手く作用しても、経営者になった時には...(完全に完璧に偏見です)

 

 

声を掛けてくれた営業さんには、「この人なら安定した会社を作ってくれそうだ。営業力もあるし、食いっぱぐれなさそう」という安心感があり、入社を決めました。

 

 

 

 

 

【現在】会社員 兼 個人事業主

思い...無理なく、細く長く一生働きたい

結果...今のところ上手くいってる

 

当初の「ノルマさえ達成すればどこにいて何をしててもOK!」との約束通り、普段は自宅勤務です。打ち合わせがあったり、気が向いた日には出勤します。

また、社外から私が直接受ける仕事がほとんどなので、自分でスケジュールを管理して、旅行にも行っています。(スペイン10日、台湾3日)

会社を通したくない・通す必要がない案件は、個人で受注・請求しています。

 

ちなみにノルマは、「給料の00%」という感じです。

代理店時代の3分の1程。給料はアップ。

楽になりました...

 

 

 

 

 

こんな感じで、『半』会社員という、理想に近い働き方を手に入れました。

ただ、過去2回勤め先が解散した経験から、「明日この会社がなくなっても困らない働き方!」を胸に持っています。(社長にも伝えています)

 

すぐに子どもが出来なかったことだけが想定外ですね...

授かりものなので、治療しながら気長に待ちます。

 

 

働き方について「もっとこうしたい」と思うところはありますが、先を考えながら、焦らず行動していこうと思います!

 

 

 

会社員を辞めて、フリーランスになり、『半』会社員になりました③

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

 

 

30歳になった頃、何の考えもなしに会社を辞めました。

 

言われるのも認めるのも嫌ですが、稼げるあてもないのに退職出来たのは、夫がいてくれたお陰ですね。感謝しています。

 

しばらくはゴロゴロしていました。

会社員時代には出来なかった長期旅行の予定を立てたり、本当にただぐーたらと...

 

グダグダ生活を始めて一ヶ月もしない内に、キレて辞めた代理店の元同僚から「仕事頼める?」と連絡が来ました。

 

 

 

 

【30代前半】フリーランス

思い...考えなし

結果...無営業で会社員時代より稼げた

 

キレて辞めた代理店では、デザイナーが私一人だったので、沢山の仕事量をこなしていました。

主に、パンフレット・チラシ・ポスター等の紙物デザインを作っていたのですが、そういう印刷物って、年度が変わるタイミングで、古い情報を新しい情報に修正して再度印刷したりするのです。(『改版』と言ったりします)

 

「前作ったパンフ改版するから、修正頼める?」

「パンフに合わせてチラシ作ることになったからお願いしたい」

こんな連絡が度々来るようになりました。

 

そして、「あいつ会社辞めて独立したらしいよ」と、誰かがどこかで話してたのでしょうね。色んな方から連絡をいただくようになりました。

(↑これはありがたいことなのですが、同時に「名古屋狭いなぁ。悪い事出来んわ...」とブルッとしました。)

 

 

そんな感じで、ありがとう!やるやる!とお仕事をお引き受けし、再びデザイン制作の毎日に...

 

代理店からの受注が多く、大きい会社だと「会社登録しないといけないから」と契約書があったりして、「会社にしてなくて...」「個人でも大丈夫だよ」ということで、開業届を出しました。

そうそう確定申告もしないとね、と青色申告の申請をしたり...

予期せず、ありがたく、フリーランスとしての活動が始まりました。

 

 

 

打ち合わせ帰りに、「もう社畜じゃない!」と昼間からビールを飲んだりしました。

 

時間が自由に設定できるようになったので、大好きな海外旅行に年3回行きました。

 

無営業なのに、お断りしなければならない程お仕事の依頼をいただきました。

 

年収が会社員時代の倍になりました。(元が少なかっただけかも)

 

 

 

予期せず「会社を辞めて独立!」という流れになりましたが、結構上手くいっていました。人の縁に感謝...

 

が、1年目を迎える前に気付きました。

「このままじゃ食っていけなくなる。先細りだ」と。

 

 

 

 

キレて辞めた広告代理店でも、その前のブラックデザイン会社でも、とても厳しい環境ではあったけれど、

「沢山の仕事量があったから」

「デザインに妥協を許さない先輩にしごかれたから」

そのお陰で頑張ってこられたのです。

 

ずっと、叩いて伸ばしてもらっていたのです。

(会社員でもフリーランスでも、放っておいても伸びる人は伸びます。私は叩かれないと伸びなかった)

 

 

ですが、フリーランスだと、わざわざ叩いてくれる人はもちろんいません。

アドバイスをくれる先輩や、話を聞いてくれる仲間はいましたが、本気で怒ったり、必死にしごいてはくれません。

 

お仕事をくれる方も「この人のスキルで間違いなく出来る仕事」しか振ってくれません。

会社員時代のように「次これやってみる?大丈夫、何かあったらフォローするから!」なんて成長させてもらえる環境はありません。

成長も失敗も、全て自分の責任です。

 

自分はとても怠け者で意識が低いと分かっていましたが、「今まで周りの人に頑張らせてもらってたんだなぁ...」と、フリーランスになってつくづく感じました。

 

 

 

「今持ってる技術を切り売りしてるだけだ...このままじゃダメになる...」という思いと、

 

●経歴がないフリーランスの社会的地位の低さ

「仕事欲しいんでしょ?あげるから、安く早くやってよ!」という人が何故か結構いる。フェードアウトするけど。

 

●社会的保障が少ない

子どもが出来ても、産休・育休はもちろんない。仕事出来ない期間は無収入。

しかも自営業者は子どもが保育園に入園しづらいらしい。

 

●一人で仕事をすることの限界

もし私が事故に遭ったら、インフルエンザになったら、今やってる仕事はどうなるの?

 

という不安を感じ、なんとか解消する術はないものか... と考えていました。

会社に入ればある程度不安は解消できるけど、時間の自由は失いたくない...

でも一人では出来る仕事にも限界があるし、自分だけで自分を高められない...

 

 

 

 

そんな時に、キレて辞めた代理店から独立した営業マンに、「じゃあウチ来る?」と声を掛けてもらいました。

 

 

 

 

 

 

会社員を辞めて、フリーランスになり、『半』会社員になりました②

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

20代後半に差し掛かった頃、在籍していたチームが解散してしまった私。

 

「デザイン・イラストのスキルを活かせる仕事。あと、ブラック過ぎない会社!」との思いを持ち、小さな代理店に転職しました。

 

 

 

 

【20代後半】広告代理店

思い...ディレクターになる!そして子どもを産んでワーママに!

結果...張り切って、空回って、ブチギレて退職

 

ママさん社員が何人かいて、「ここなら子どもを産んでも働ける!」と魅力を感じました。

また、「イラストとデザインだけで食べていける気がしない」と思っていたので、ディレクタースキルも身に付けたいなと。

 

デザイン会社時代にお仕事をいただいていた代理店だったので、中の人も知っていて、すぐ馴染むことが出来ました。

「ここで定年まで働く!」とやる気満々でした。

 

が、9ヶ月で辞めました。

はやい!!!

 

 

 

【辞めるまでの経緯】

 

●ディレクターの仕事が出来なかった。

→「社内にデザイナーが来た!」とデザイン仕事を振られまくり、一人デザイン工場に。

 

今思うと、「いいや私はディレクターがやりたい!」と断ればよかったんですけどね。

入社早々粗利ノルマがあり、既にスキルがあるデザインでこなしてしまっていました。

 

 

●粗利ノルマがキツかった。

→月給の6〜7倍の粗利ノルマ。達成するのは超ハード。

 

前職のデザイン会社では、「デザインを突き詰める!」という事が目標でしたが、この代理店では「売上をあげる!」というところに重きが置かれていました。

勤務時間はデザイン会社時代より少し短くなりましたが、「数字」のプレッシャーはキツかったです。

 

 

●その割に従業員が諦めモードだった。

→ノルマ達成率50%以下の人が多かった。びっくり。

 

「この会社にいる以上、会社から与えられたノルマは達成するもの!」と思っていた私。

他の従業員が帰っていく中、一人で残業、徹夜、休日出勤...

必死の思いでノルマを達成しました。

 

が、月一会議で、8割程の人がノルマ達成していない事が発覚しました。

 

 

「皆はやく帰っていくなぁ。すごいなぁ。私要領悪いんだな、頑張らなきゃ!」

と思ってたのですが、そんな事なかったんですね。

 

そして、未達成が当たり前な空気。

「今月もダメだったかぁ... また来月頑張ろう!」の繰り返し。(9ヶ月しかいなかったけど)

 

 

 

ノルマって何なん?

「このお給料に対してこの数字を上げてね」て言われたら、達成するのが当たり前でしょ?

出来ないんだったら「給料下げてください」か「辞めます」のどっちかでしょ?

「皆で頑張ろう!」て言ったやん?

何で毎月嘘つくの?

何で仕事出来てないのに帰るの?ご飯食べるの?寝るの?

皆、私のこと馬鹿にしてるんだ...!!!

 

という思考になり「やる気がない人達と一緒に頑張れません。ついていけません」と辞めました。

 

 

当時は、本気で上のように思ってました。

「私のことを『あんなに頑張って馬鹿みたい』て思ってるんだ!キーッ!」てなってました。

でも、振り返ると、ただの寝不足による思考回路の低下による被害妄想だったように思います。

 

皆頑張ってなかった訳ではないだろうし、もちろん私の事を馬鹿にしていた訳でもないと思います。毎日8時間寝てる今なら分かります。

周りの人は「そんなに頑張らなくて大丈夫だよ」「真面目すぎる。もっと気楽にやりなよ」「いや、馬鹿にしてないと思うよ...」て言ってくれていたのですが、理解できなかった。

寝不足って怖いですね...

 

 

 

そんなこんなで、次の仕事を決めることもなく、「独立するんだぜ!」という思いもなく、退職しました。

 

何も考えてないですね。

寝不足って怖い...

 

 

 

 

 

 

何だか、これはただの愚痴ですね。

在宅勤務・リモートワークについて記したかったのに...

方向戻していきます。

 

 

 

 

 

 

会社員を辞めて、フリーランスになり、『半』会社員になりました①

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

私は現在、正社員として雇用されながら、主に在宅勤務で、個人事業主としても仕事を請け負っています。

グラフィックデザイン・イラスト制作をお仕事にしています。

 

「気ままな在宅勤務?いいね〜」

と言われます。

そうです。気ままです。

打ち合わせがあったり、気が向いた時など、月に数回出社します。

 

 

30歳を過ぎて、やっと私が望む働き方に近いところまで持ってこれました。(数年経ったら違う働き方をしたくなるかもですが)

 

在宅勤務・リモートワークで働こうとしている方の参考に... ならないと思いますが、私の紆余曲折を記します。

 

 

 

 

 

 

【20代前半】イラスト制作会社

思い...クリエイティブな仕事がしたい!

結果...プライドだけ高い、使えない社会人に

 

高校&専門学校をギリギリ卒業し、フリーターをしていました。(ほんとギリギリだったので、就活に必要な卒業見込み証明書がもらえなかったのです)

 

「クリエイティブな仕事がしたい!」なんて気持ちはあったものの、そういう学校に通っていたわけでもなく、自分で勉強していたわけでもなく。

ダラダラ過ごしていた時に、知り合いに紹介してもらい、イラスト制作会社にアシスタントとして入社しました。

 

落書き程度のことしか出来なかったのに、手取り足取り教えていただき、一人で雑誌のカットイラストが描けるまでになりました。

このスキルは、今もとても役立っています。

 

この頃の私は、「クリエィティブな仕事をしている私!」と無意味なプライドを持っていました。

ですが、今思うと、大して仕事が出来ていなかった...

ほとんど売上あげれてなかったです、間違いなく。そしてかなり生意気だった。

申し訳なさと感謝でいっぱいです...

 

 

この会社は、「イラストのみ制作会社」というのに無理があったのか、経営不振で解散しました。

 

 

 

 

 

【20代半ば】デザイン制作会社

思い...デザイナーになりたい!厳しい環境に身を置こう!

結果...ブラック制作会社で社畜

 

「私の力では、イラスト一本で食べていけない」と気づき、イラストとの相乗効果を狙い、小さなデザイン会社に入社しました。

 

平成にあるまじき、『ザ・体育会系ブラック会社』でした。

前職で伸びた鼻をへし折られました。

 

制作会社はブラックが多いですが、周りのデザイナー仲間にも「もう辞めたら?」「訴えたら勝てるよ」と言われる程、特殊な会社でした。

 

残業・徹夜・休日出勤・パワハラ・上層部の衝突に巻き込まれる...

朝から深夜まで続く修正依頼に対応し、床にダンボールを敷いて眠り、仕事に追われる夢で目覚め... の繰り返し。

満腹になると眠くなるので、あまりご飯を食べていなかったです。

お給料は、手取りで10万ない位。

 

何度も辞めようと思いましたが、「ここで辞めたら奴らの思う壺だ」となぜか負けん気を発揮し、「これは修行だ」と思い込み耐えました。

 あと、一人ものすごく出来る先輩がいて、その人と一緒に仕事が出来るのが嬉しかった。

 

この時があるから今があるし、振り返ると楽しい事も多かったですが、二度と戻りたくないです。

 

 

4年ほど勤めた頃に、私の居たチームが解散。

他チームに誘われましたが、上層部に対しての不信感が限界だったので断りました。

 

また、この頃結婚したので、「子どもを産んでも働ける、産休育休制度がある会社がいいなぁ」と転職することにしました。