会社員を辞めて、フリーランスになり、『半』会社員になりました①
こんにちは!
アラサーデザイナー、とこです。
私は現在、正社員として雇用されながら、主に在宅勤務で、個人事業主としても仕事を請け負っています。
グラフィックデザイン・イラスト制作をお仕事にしています。
「気ままな在宅勤務?いいね〜」
と言われます。
そうです。気ままです。
打ち合わせがあったり、気が向いた時など、月に数回出社します。
30歳を過ぎて、やっと私が望む働き方に近いところまで持ってこれました。(数年経ったら違う働き方をしたくなるかもですが)
在宅勤務・リモートワークで働こうとしている方の参考に... ならないと思いますが、私の紆余曲折を記します。
【20代前半】イラスト制作会社
思い...クリエイティブな仕事がしたい!
結果...プライドだけ高い、使えない社会人に
高校&専門学校をギリギリ卒業し、フリーターをしていました。(ほんとギリギリだったので、就活に必要な卒業見込み証明書がもらえなかったのです)
「クリエイティブな仕事がしたい!」なんて気持ちはあったものの、そういう学校に通っていたわけでもなく、自分で勉強していたわけでもなく。
ダラダラ過ごしていた時に、知り合いに紹介してもらい、イラスト制作会社にアシスタントとして入社しました。
落書き程度のことしか出来なかったのに、手取り足取り教えていただき、一人で雑誌のカットイラストが描けるまでになりました。
このスキルは、今もとても役立っています。
この頃の私は、「クリエィティブな仕事をしている私!」と無意味なプライドを持っていました。
ですが、今思うと、大して仕事が出来ていなかった...
ほとんど売上あげれてなかったです、間違いなく。そしてかなり生意気だった。
申し訳なさと感謝でいっぱいです...
この会社は、「イラストのみ制作会社」というのに無理があったのか、経営不振で解散しました。
【20代半ば】デザイン制作会社
思い...デザイナーになりたい!厳しい環境に身を置こう!
結果...ブラック制作会社で社畜に
「私の力では、イラスト一本で食べていけない」と気づき、イラストとの相乗効果を狙い、小さなデザイン会社に入社しました。
平成にあるまじき、『ザ・体育会系ブラック会社』でした。
前職で伸びた鼻をへし折られました。
制作会社はブラックが多いですが、周りのデザイナー仲間にも「もう辞めたら?」「訴えたら勝てるよ」と言われる程、特殊な会社でした。
残業・徹夜・休日出勤・パワハラ・上層部の衝突に巻き込まれる...
朝から深夜まで続く修正依頼に対応し、床にダンボールを敷いて眠り、仕事に追われる夢で目覚め... の繰り返し。
満腹になると眠くなるので、あまりご飯を食べていなかったです。
お給料は、手取りで10万ない位。
何度も辞めようと思いましたが、「ここで辞めたら奴らの思う壺だ」となぜか負けん気を発揮し、「これは修行だ」と思い込み耐えました。
あと、一人ものすごく出来る先輩がいて、その人と一緒に仕事が出来るのが嬉しかった。
この時があるから今があるし、振り返ると楽しい事も多かったですが、二度と戻りたくないです。
4年ほど勤めた頃に、私の居たチームが解散。
他チームに誘われましたが、上層部に対しての不信感が限界だったので断りました。
また、この頃結婚したので、「子どもを産んでも働ける、産休育休制度がある会社がいいなぁ」と転職することにしました。