アラサーデザイナーとこ 細く長く生きる

仕事、旅行、資産運用、妊活... 色んな備忘録。

名古屋クリエーターズマーケット

こんにちは!

アラサーデザイナー、とこです。

 

 

 

 

 

今日は、ポートメッセで行われている名古屋クリエーターズマーケットに遊びに行って来ました!

www.creatorsmarket.com

 

 

知り合いの方が出展していて、入場券をいただいたのです。

始めてクリマに行ったのは、15年くらい前だったような...?そんなに前からないかな?

最後に行ったのは、所属していた団体のお手伝いで参加した、7〜8年前だったと思います。

久しぶりで楽しみ!

 

 

 

 

名駅からあおなみ線に乗ったのですが、すでにここから凄い人...!

車両に乗り切れず、次の電車を待つ人もいました。

 

会場に着き、中に入ると「2号館」「3号館」の案内が。

どうも、2つのエリアにブースがあるそうで。

私の記憶では、1エリアだけだったような... 出展者数がかなり増えたんですね〜

 

知り合いは3号館に出展しているとのことで、ゆっくり歩きながら見て回りました。

 

 

 

初めて行った時は、中学生だったと思うのですが

「大人たちがめちゃ自由に楽しそうなことしてる!」

と衝撃だったのを覚えています。

 

大掛かりなアート作品やパフォーマンスもあり、尖った若者やお洒落な人が多かったような。

 

十何年ぶりにイベントを見てみると、老若男女幅広い層の方が出展されていて、特にアクセサリー作家さんが多いように感じました。

ここ何年かで手作り市場がドーンと拡大しましたよね。

 

昔と違って、一人一人の出展者さんが和やかに、ある意味こぢんまり集まっている印象を受けました。

 

でもそれは、私が年をとったから、受ける印象が違ったのかもしれませんね。

 

 

 

 

知り合いは、ギャラリーブースという仕切りのついたスペースにお店を出していました。

とても久しぶりに会ったので、ついお喋りに夢中になってしまいました...

 

この方、本職があり、二人のお子さんもいらっしゃるママさんなのですが、この作家活動を私が知る限り10年以上続けていらっしゃるのです。

そして、常に元気で明るく笑顔。

みんなに優しく、面倒見が良い。

私と正反対の人。とても尊敬しています。

 

 

その方も、もちろんクリマに出展されている他のみなさんも、「好き」で出展されているんですよね。

作るのが好きで、誰かに届けたくて、見てもらいたくて。

 

それが本業の方も、別に本業がある方も、子育て中の方も、介護中の方も、

時間を作って、この日のために準備して、イベントを迎えている。

 

めっちゃめちゃすごいなー!!羨ましいなーーー!!!

とつくづく。

懐かしい気持ちを思い出しました。

 

 

 

 

私は、イラスト・デザイン制作を仕事にしていて「作る」という事は好きなのですが、「これを作りたい!」という気持ちはないのです。

 

依頼があり、それに応えられるように努力はするけれど、何もないところから「作りたい」という思いは全く浮かびません。

 

 

 

名古屋のイラストレーターが所属する『名古屋イラストレーターズクラブ』という団体があるのですが、イラスト会社に勤めていた時、その集まりに付いて行ったことがあります。20歳位の頃だったか。

 

その時、『illustration』という雑誌の編集長がいて、名古屋の大御所イラストレーターさんに

「作品ファイル持って行って見てもらいなさいよ!」

とせっつかれたのですが、そんなファイルは持っていませんでした。

そもそも、作品がない。

 

仕事でイラストは描いているけれど、

「こういうトーンでこういうカットが欲しい」

という依頼をこなしているだけで、「作品」と呼べるようなものは一切なかったのです。

 

若いイラストレーター志望の人達と話しても、

「俺はこういう絵を描いている。これで食っていきたい!」

「今度展示会をする。見に来てくれないか」

「あなたはどんな絵を描いているの?」

という感じで、全く会話に入れませんでした。

 

「作りたいものがない。自分の色がない」

という事を、一時期とてもコンプレックスに感じていたのを、今日クリマに行って思い出しました。

 

 

 

 

うーん、仕事は大好きなんだけどな。

沢山仕事をして、沢山お金を稼いで、沢山旅行に行きたい。

それはとても健全で問題がないことだと思うのだけれど。

 

贅沢な悩みですね。

悩みというのは、暇人が持つ物なので、やっぱり贅沢だ。

 

せっかくだから、もうしばらく贅沢品を持っておこう。

いつか「これ面白い!」というものが見つかったらいいなー。